北海道江別市の大学生暴行死、交際相手の女「私は手を出していない」…「笑い声上げたりあおったり」
北海道江別市の文京台南町公園で大学生長谷知哉さん(20)(千歳市)が集団暴行を受けて死亡した事件で、道警は19日、傷害致死容疑で逮捕・送検された容疑者6人のうち、江別市のアルバイト従業員の少年(17)と札幌市白石区の高校生の男(18)を強盗や窃盗などの容疑で再逮捕した。
発表では、2人は10月25日深夜~26日未明、長谷さんの交際相手だった大学生八木原亜麻(あま)(20)、共通の友人だった女子大学生川村葉音(はおと)(20)の両容疑者(いずれも16日に強盗容疑などで再逮捕)らと計6人で長谷さんを暴行し、キャッシュカードなどを強奪。札幌市内のコンビニ店に移動し、現金自動預け払い機(ATM)から12万7000円を引き出すなどした疑い。
長谷さんとの別れ話を巡るトラブルが発端とみられているが、道警によると、八木原容疑者は取り調べに「私は手を出していない」と供述。一方、長谷さんが暴行されるの見ながら笑い声を上げたり、ほかの容疑者をあおったりしていたことを認めているという。19日に再逮捕された2人のうち、17歳の少年は川村容疑者の交際相手だった。
道警は20日、いずれも札幌市白石区在住でアルバイト従業員の男(18)と少年(16)についても強盗容疑などで再逮捕する方針。