<センバツ>筑陽学園「粘り強く戦いたい」、福知山成美「最少失点に抑える」 センバツ監督対談
第91回選抜高校野球大会で、初出場の筑陽学園は大会第4日の第1試合(26日午前9時開始予定)で福知山成美(京都)と対戦する。筑陽学園の江口祐司監督(56)と福知山成美の井本自宣(さだよし)監督(45)に互いのチームの印象や意気込みなどを聞いた。【宗岡敬介】 【石岡一vs盛岡大付の熱闘を写真特集で】 ――相手校の印象は。 江口監督 投手のコントロールが良く、守りを中心によくまとまったチームという印象。 井本監督 (昨秋の公式戦の)スコアを見ると接戦を勝ち上がっており、粘り強いチームだと思っている。 ――理想の試合展開は。 江口監督 接戦になると思う。ミスがあってもカバーして、粘り強く戦いたい。 井本監督 うちは投手を中心とした守りのチーム。最少失点に抑えて、少ないチャンスで1点でも得点したい。 ――鍵になる選手は。 江口監督 キャッチャーの進藤勇也選手(3年)が落ち着いてゲームを作ることができれば、接戦になると思う。 井本監督 小橋翔大投手(3年)がいつも通りの投球をしてくれれば、いい勝負ができる。 ――現在のチーム状態は。 江口監督 (第1試合なので)起床時間も早くし、その生活リズムに合ってきた。非常に良い状態で来ている。 井本監督 秋季大会は打線が鈍いと感じていたが、冬に課題を持って取り組み、練習試合ではその成果が出てきた。 ――意気込みを。 江口監督 センバツは初めてなので、はつらつと甲子園で力を発揮できるように頑張りたい。 井本監督 相手は九州チャンピオン。明治神宮大会でも(初戦勝利と)結果を残している。挑戦者の気持ちで思い切りぶつかる。