敗れて退場するＫＵＳＨＩＤＡ（左）とケビン・ナイト

　新日本プロレス26日の川崎大会の「スーパージュニアタッグリーグ（SJTL）」Bブロック公式戦で、IWGPジュニアタッグ王者のKUSHIDA（41）、ケビン・ナイト（27）が前年度覇者の「キャッチ2/2」ことTJP（40）、フランシスコ・アキラ（24）組に敗れ黒星スタートとなった。 　公式戦初戦でいきなり実現した王者組と前年度覇者組の天王山は、互いに譲らない一進一退の攻防が続いた。アキラにパーフェクトタイミング（合体式ボディーアタック）を決めた王者組だったが、ケビンがダブルのトラースキックを浴びて反撃を許す。 　さらにケビンはキャッチ2/2の合体技ザ・ラーニングタワーを浴びて窮地に。ここは間一髪でKUSHIDAがカットに入るが、TJPのソバットからアキラの投げ捨てジャーマンで排除されてしまう。最後は孤立したケビンがアキラのスピードファイヤーから2/2（サンドウィッチ式ランニングニー）でついに沈められてしまった。 　優勝候補同士の大一番を落としケビンは「ゴメンKUSHIDAサン…」とパートナーに謝罪。それでもKUSHIDAは「ふてぶしく行こうぜ、負けても。ドント・ケア」と前を向き、巻き返しを誓っていた。