「僕のために使ってくれているんだな」巨人・浅野翔吾 凡退し続けた後に感じた阿部監督の意図
◇プロ野球セ・リーグ DeNA8-0巨人(8日、東京ドーム) 前日の試合で3度回ってきたチャンスの場面で凡退した巨人の浅野翔吾選手について、阿部慎之助監督は「あえてずっと使っているのはそれを糧にしてもらいたいから」と説明しました。 【動画】横川凱投手のピッチング 「将来、ああいうところで、チームが困った時に打つバッターになってほしいから使い続けている。だから、今までの練習が足りないってことですよね。それを分かってほしいです」 この言葉について浅野選手に聞いてみると、「直接は(言葉は)なかったんですが、ネット記事を見て、落ち込んでいるヒマはないなって思いました」としましたが、「きのうの試合で、使い続けてくれている時に感じていました。僕のために使ってくれているんだなって」と阿部監督の意図を感じとっていたことを明かしました。 「普通なら打ってないので代打とか交代だとおもうんですが、使い続けてくれるのはそういうことだと。最後でどこかでやり返せって使ってくれてるんだなと、思いました」 なんとか切り替えて、翌日に結果を出したいと、話していた浅野選手ですが、この日は4打数3三振。打席での悔しそうな表情が印象的でした。暗中をもがく19歳、この経験をどう糧にするのか、どんな成長を遂げていくか、注目です。