12・30横浜大会に出場する（左から）古村光、壱・センチャイジム、渡部太基、小笠原瑛作、山口元気代表、久井大夢、中島玲、前田大尊、森岡悠樹（KNOCK OUT公式サイトから）

　立ち技打撃格闘技KNOCK OUT（ノックアウト）は15日までに、「MAROOMS presents K.O CLIMAX 2024」（12月30日、横浜武道館）での「KNOCK OUT－REDスーパーフェザー級王座決定ワンデートーナメント」開催および、リザーブマッチの対戦カードを発表した。 　同大会では現在空位のKNOCK OUT－REDスーパーフェザー級王座をかけ、久井大夢（TEAM TAIMU）、ロムイーサン・TIGER REON（REON Fighting sports GYM）、ピッチ・ソムパッツ（カンボジア／クンクメール）、X（後日発表）の強豪4選手が激突する。さらに、そのリザーブマッチとして小森玲哉(ONE`S GOAL)と優翔(team NOVA)が戦う。 　山口元気代表は「「前回11月1日の『THE KNOCK OUT FIGHTER』でロムイーサンと久井が試合をし、延長判定でロムイーサンが勝ったという流れになった時に、年末の大会でどうしようかと考え、久井はロムイーサンにリベンジをしなきゃいけない。それからもともと久井はピッチへのリベンジもしなきゃいけない。ロムイーサンに負けたことをなかったことにして先に進むのは、ちょっと僕としては違うんじゃないかなと。JAPAN CUPとは違って、このトーナメントはOFG（オープンフィンガーグローブ）のワンデートーナメントになります。非常に厳しいルールになり、しかも好戦的なピッチと、そしてテクニカルなロムイーサンの3人が出場します。久井選手としては試練のトーナメントになるかなと思ってます」と経緯を説明している。 　もう1枠のXに関しては「15日のカンボジアの大会も含めてちょっと査定したいなと。そこで60キロの選手である下地奏人、新田宗一朗、カンボジアの選手も出るので、その中で査定して決めたい」とした。