【計量】58歳タイソンが鍛え上げたマッスルで絶好調アピール!ジェイク・ポールはKO宣言
58歳のマイク・タイソンと27歳のジェイク・ポールは現地時間15日(日本時間16日)開催のプロボクシングヘビー級2分8回戦へ向け前日計量に挑んだ。 タイソンはこの年齢とは思えない鍛え上げたマッスルボディで驚かせたが、ジェイクは現役選手に相応しいマッスルボディは脅威だ。計量はテキサス州免許規制局によると、計量は一般人やメディアに非公開で行われ体重は発表されていないが、何キロ差があるのか気になるところだ。ちなみに身長差は7cm、リーチ差は13cmジェイクが上だ。 【フォト】タイソンとジェイクの計量マッスルボディ タイソンは約20年ぶりとなるプロでの試合に向けて、ハードなトレーニングキャンプを積んできた。20年のロイ・ジョーンズ戦はエキシビションだったため、このプロ復帰戦はどのような動きをするのか、その仕上がりにも注目が集まっている。 12日(日本時間13日)の公開練習では、タイソンが2分間のミット打ちを披露。飛び込むようなステップからの、キレのあるフックアッパーのコンビネーションに、ファンは驚きの声を上げ「最初の2、3Rは圧倒するだろう」との意見もあった。 対するジェイクは覇気の上がらない様子のミット打ちに「目が死んでないか」と心配の声も出たが、これは相手や視聴者を欺く演出だという声もある。 タイソンは公開練習時のインタビューで、自身の年齢や体調を心配するファンに向け「心配してくれてありがとう。でも、俺は大丈夫だ。アルコールやドラックにはまっていたあの頃とは違う」とメッセージ。 続けて「試合を受けた時は、自分は何を考えているんだと思った。けど今は絶好調、自分は思っていたよりタフだった。ラウンド数もこなしている。本気で打ってくる若い奴ら、30代や20代のスパーリング相手とも戦っている。最初はきつかったけど、今はしっかり出来ているんだ」と落ち着いた様子で語った。 対するジェイクはインタビューでは若干息が切れている様子で「金曜はマイクにとって短い夜になるだろう、俺は彼をKOする」とコメントした。 予想は両者とも早期勝ちの意見が目立つ。特にタイソンは年齢から長いラウンドは持たないのではという考えもあるようだ。しかし絶好調アピールのタイソン。現在10勝1敗のジェイクにどこまで見せてくれるか期待だ。 【選手データ】 マイク・タイソン(58) 身長178cm、リーチ180cm 右ボクサーファイター。 プロ戦績50勝(44KO)6敗 KO率88% 元WBA・WBC・IBF世界ヘビー級統一王者 VS ジェイク・ポール(27) 身長185cm、リーチ193cm 右ボクサーファイター。 プロ戦績10勝(7KO)1敗 KO率70%