対戦が決まったサップ西成（手前）と寿希也（左）

　朝倉未来が社長を務める１分間最強を決める格闘技イベント「ＢｒｅａｋｉｎｇＤｏｗｎ（ブレイキングダウン）」の第１４回大会（１２月８日）に向けたオーディションが１４日、朝倉のＹｏｕＴｕｂｅチャンネルで公開され、“関西の地下格闘技のレジェンド”として常連だったサップ西成が姿をみせた。 　サップは今年３月にＢＤの大阪喧嘩自慢のメンバーであるダイスケらとともに恐喝容疑で逮捕されたが、サップは不起訴釈放となっていた。「この度、色々とご迷惑をお掛けして申し訳ありません。やっと戻ってこれました」と謝罪。溝口勇児ＣＯＯは「ボランティア活動から慈善活動からやっていただいて、ご本人は逮捕の際は居合わせただけなんだけど、自分は監督責任があるということで自ら名乗り出て、色んなプロセスを経て今日に至ってます」と、説明した。 　対戦に名乗りをあげたのは、サップ不在時に頭角を現してきた“浪花の暴走台風”寿希也。「ガキの頃、ボコボコにされて、そっからずっと追いかけとったんですよ。やってくれませんか」と、対戦を要求。サップは「しゃべれるようになったんか、俺に。周りから聞いとったわ」と応じた。寿希也が中学生の時にサップの地下格闘技に道場破りにいったことがあったそうで、「ボコボコにされて投げられて、顔面蹴られた。やられたからやり返す」と語った。朝倉は「試合決定にしましょう」と対戦を決めた。