「効果的な崩しが少なかった」 “反省”の三笘薫が同点OG誘発の中村敬斗に「助けてくれた」
日本代表は15日の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第4節でオーストラリア代表をホームに迎え撃ち、1-1で引き分けた。 試合を通じて攻めの主導権を握った日本だが、最後のところに差しかかってもオーストラリアの5バックが立ちはだかり、オウンゴール合戦での1-1に終わった。 攻撃も攻めるわりにチャンスが少なく、MF三笘薫も「後ろが固く、高さがあるチームに効果的な崩しが少なかった」と反省する。 続けて「サイドで剥がしてクロスでとれれば問題ないけど…」とした上で、バリエーションのある攻撃も必要だったと振り返る。 途中からシャドーに移り、中村敬斗が左ウイングバックに。「僕も疲労があったし、彼が上下動してくれて、彼からのチャンスも多かった。彼の勢いに乗った形」と語る。 中村の同点オウンゴールを誘うクロスのシーンについても「やれることはブロックぐらいしかなかった。特に何もしていないけど、少しは得点に繋がったと思えば嬉しい。あそこでもう1人剥がせるのは彼のクオリティ」と話す。 そんな中村についても「彼がやりたいことはわかる」とし、こう続けた。 「全選手に疲労があるなかで、(途中から)入ってきた選手により縦への怖さがある。そこを使おうという空気がチームにあった。伊東(純也)選手だったり、中村選手を使っていくっていうのがあったし、助けてくれたと思う」 無敗継続も3連勝ストップという部分にも「相手に勝ち点3を与えなかったのは大きい。次のアウェイ2連戦で勝てればより大きなものになる」と前を向いた。
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