【長野県 2023年版】 冬の絶景・風物詩10選 雪原の無数のかまくらたちが幻想的にライトアップ
◆霧ヶ峰のサンピラー
標高1,600メートルに位置する霧ヶ峰高原。夏は美しい丘陵地帯をドライブするビーナスラインが人気だが、冬はスキーを楽しむ人で賑わう。 なかでも霧ヶ峰の厳しい寒さが作り出すダイヤモンドダストやサンピラー現象は必見。標高が高い霧ヶ峰高原は、厳冬期にはマイナス10度以下の世界になり、本州では珍しいサンピラー(太陽柱)を見ることができる。落葉松の樹氷と相まって絵画のように美しく幻想的。出合えたら本当に幸運ともいえよう。 霧ヶ峰のサンピラー(きりがみねのさんぴらー) 所在地 長野県諏訪市霧ヶ峰高原
◆善五郎の滝 氷瀑
松本市の乗鞍高原にある善五郎の滝は、番所大滝、三本滝とともに、「乗鞍三滝」と称される滝のひとつ。落差21.5メートル、幅8メートルの善五郎の滝は、グリーンシーズンには朝日を受け、美しい虹が現れることも。そして厳冬期は氷瀑となり、普段の滝とは全く違う迫力のある姿を見せる。 寒さが作り出す氷瀑は荒々しくも繊細で、まさに自然が生み出した芸術作品。乗鞍岳をバックにした氷瀑の壮大さを味わってみて。 ※氷瀑観賞は、氷瀑が崩れ落ちたり、滝壺にクレバス(氷の割れ目)があったりと、危険を伴います。冬山装備が必要なので、現地ガイドなどに相談してください。 善五郎の滝 氷瀑(ぜんごろうのたき ひょうばく) 所在地 長野県松本市安曇乗鞍高原
◆南信州の星空
南アルプスを望む豊かな自然に恵まれた南信州地域は、光の干渉が少なく県内でも美しい星空を見ることができるエリアのひとつ。冬の澄んだ空気が魅せる満天の星は、一度見ておきたい絶景。夜空には星がこんなにあったのかと思うほどの星空を見上げれば、宇宙へつながる自然の壮大さを感じるだろう。 肌がピリッと張り付くような寒さの中での天体観測は、一瞬寒さを忘れるほどの輝きを見せてくれる。プラネタリウムやツアーも開催されているので、大切な人と静かな夜に星空を見上げてみては。 南信州の星空(みなみしんしゅうのほしぞら) 所在地 長野県南信州地域