冷たく乾いた木枯らしが吹き、日本に冬がやってきました。自然の美しさと厳しさをひときわ感じる季節です。 【画像】風情ある「木曽路 氷雪の灯祭り」ほか、長野県の冬の絶景10選を写真で見る。 　凍てつく寒さが生む景色や、澄んだ空気に映えるイルミネーション……日本各地の冬ならではの絶景・風物詩を集めました。 　暖かくして、今しか見られない冬景色に会いにいってみませんか？　今回は、長野県が誇る冬の絶景・風物詩をピックアップ。日本の各地に息を呑むような素晴らしい景色が広がっています。

◆飯山市 かまくらの里

飯山市　かまくらの里。

　長野県飯山市の「かまくらの里」に、毎年1月下旬から2月下旬までの約1カ月間、雪で作られた20基程の「かまくら」が設置される。 　かまくらは、昼は空の青と雪の白いコントラストが見事。夕方になり日がかげってくると、かまくらブルーに、夜は明かりが灯された幻想的な雰囲気とさまざまな表情を楽しめる。真っ白な雪原に大きなかまくらがいくつも出現した光景は、豊富な積雪量を誇る飯山市の冬の風物詩となっている。 　かまくらの中で食べられる名物グルメは、野菜やきのこ、北信州みゆきポークなど、飯山産食材たっぷりの「のろし鍋」。このほか雪遊びなども楽しめる。 開催期間:2024年1月20日(土)～2月29日(木) 飯山市 かまくらの里(いいやまし かまくらのさと) 所在地　長野県飯山市寿807-2

◆木曽路 氷雪の灯祭り

　例年1月下旬から2月中旬まで開催される「氷雪の灯祭り」は、木曽路の地元住民が作りのアイスキャンドルや竹灯を作り、木曽路の町並みを美しく彩る人気のイベント。 　各木曽路内の宿場や木曽御嶽山麓などで行われ、それぞれ趣向の凝らした街並みを楽しむことができる。石畳や史跡などの古い町並みに明かりが灯され、昼間の宿場とはまた違った幻想的で風情ある光景は、映画の世界のセットさながら。アイスキャンドルの暖かい光に包まれた、期間限定の景色を満喫できる。 開催期間:2024年1月 27日(土)～2月17日(土)まで　開催場所を変えて開催。 木曽路 氷雪の灯祭り(きそじ ひょうせつのひまつり) 所在地　木曽路内の宿場