食道がん見落としで60代男性死亡 賠償金1億円で和解成立 静岡県立静岡がんセンター
静岡放送
静岡県立静岡がんセンターは、2018年に、医師が食道がんを見落とし、60代の男性が死亡した医療事故をめぐり、和解が成立したと明らかにしました。遺族へ支払う賠償金は1億円です。 【写真を見る】食道がん見落としで60代男性死亡 賠償金1億円で和解成立 静岡県立静岡がんセンター 県立静岡がんセンターでは、2018年に、医師が食道がんの疑いがあるという検査結果を見落とし、静岡県富士宮市の60代の男性が死亡する医療事故がありました。 男性の遺族は、静岡県などに対して賠償を求める訴えを起こし、2024年1月、静岡地裁は県などに対して、5600万円あまりの賠償を命じる判決を言い渡しましたが、遺族側は判決を不服として控訴していました。 病院側は、食道がんを見落とし、がんが進行したと過失を認めた上で、遺族に1億円を支払うことで2024年9月に和解が成立したということです。
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