山田大記選手

　ジュビロ磐田は26日、日本代表経験があり背番号10を背負う山田大記選手(35)が今シーズン限りで現役を引退すると発表した。 　 　山田は静岡県浜松市出身。ジュビロ磐田の下部組織を経て藤枝東高校、明治大学と進み2011年に磐田入り。途中、ドイツブンデスリーガ2部のカールスルーエに約3年間在籍し、2017年夏に磐田に復帰した。国内クラブ在籍は磐田のみで、今季も23試合で3ゴール。鹿島戦では大逆転劇につながるボレーシュートを決めるなど印象に残るゴールを決めているが、先発は10試合に留まっていた。 　磐田は現在J1で18位とJ2降格圏におり、残留圏の17位柏との勝点差は5と厳しい状況に立たされている。残り2試合、奇跡の残留に向けて山田は「自分たちが自分たちを信じることが大切。こんな状況でもサポーターも前向きに後押ししてくれている。残り2試合勝って残留を決めたい」と、30日のFC東京戦を見据えた。