電気代節約のために冷房を「弱」にしています。逆に電気代が高くなるよと言われたのですが、本当ですか?
出典:ダイキン工業株式会社 mission5-1「つけっぱなしがお得”という説は本当なのかを検証せよ!」より これらの方法を実践すれば、無理なく効率的に電気代を節約できます。ちょっとした工夫で、夏季を通じて大きな効果が期待できるので、ぜひ試してみてください。
エアコンの設定以外で電気代を節約する方法
エアコンの風量や操作方法を工夫する以外にも、電気代を節約する方法があります。ここでは、下記の方法をご紹介します。 ●室外機の環境を整える ●サーキュレーターで空気を循環させる ●断熱対策をする ・室外機の環境を整える 室外機の吹き出し口の前に物が置いてあると、室内の熱を効果的に外に逃せず、冷房効果が下がってしまいます。室外機の空気の流れを妨げないように注意しましょう。また、室外機に直射日光が当たると熱を逃がしにくくなり、電力を無駄に消費してしまいます。すだれなどを使って日陰を作り、直射日光を避けるようにするとよいでしょう。 ・サーキュレーターで空気を循環させる サーキュレーターで空気を循環させることで、冷房効率が上がります。冷たい空気は下にたまりやすいため、エアコンだけでは部屋の温度が均一にならず、暑い場所と涼しい場所ができてしまいます。 その結果、暑い場所にいるとエアコンの設定温度を下げてしまい、無駄な電力を消費することになります。サーキュレーターで空気を循環させることで、室内の温度差を解消し、効率的に部屋を冷やしましょう。 扇風機でも送風はできますが、サーキュレーターとは役割が違います。扇風機は近距離の広範囲に風を送り、涼しさを得るのが目的です。その一方、サーキュレーターは強く直線的な風を遠距離に送り、空気を循環させることを目的としています。そのため、冷房効率を上げるにはサーキュレーターがよいでしょう。 ・断熱対策をする 締め切った家の中で、熱の出入りが一番多い場所が窓です。熱は温度の高いところから低いところに移動する性質があるので、冷房を使用しても窓を通じて外の熱い空気が室内に侵入してしまいます。 そこで、断熱シートや遮熱カーテンなどを使用して、窓際の断熱対策をするとよいでしょう。遮熱カーテンを使用すると、窓際の温度上昇を約20度抑えられます。 これらの方法を実践することで、冷房効率を高め、電気代を節約できます。どれも簡単に実践できる方法なので、ぜひ試してみてください。