筒香嘉智、反撃ののろし三塁打! 六回表…宮崎の頭部打球直撃でハマスタ悲鳴も…その裏、見せたDeNA魂
(セ・リーグ、DeNA3-4阪神、6回戦、阪神3勝2敗1分、10日、横浜)DeNA・筒香嘉智外野手(32)が、反撃ののろしを上げる右中間への適時三塁打を放った。2点のリードを奪われた直後の六回無死三塁で青柳から粘った末の9球目、高めに浮いた142キロの直球を捉えた。日本では2018年以来6年ぶりの三塁打に「自分のスイングで力強く捉えることができた」とうなずいた。 スライディングキャッチを試みた中堅手の体に当たった打球が転々とする間に三塁へ。塁上で激しく手をたたいてナインを鼓舞し、京田の中前適時打で同点のホームを踏んだ。さらに八回には岩崎の直球を捉え、この試合2安打目となる右前打を放った。 打線は0-1の一回に1死から4者連続四死球と付け入る隙はあったが、押し出しで同点止まりだった。六回も京田の一打で試合を振り出しに戻してから畳みかけられず、九回に抑えの森原が粘れず競り負けた。 三浦監督は「もう一押しができなかった。もう1点取れなかったのと、もう1点守れなかったのは監督の責任」と肩を落とした。(鈴木智紘) ◆今季最長の8回を6安打3失点だったDeNA・東 「次回登板では勝負どころで粘れるよう、丁寧さを忘れずに投球したい」