【ブエルタ・ア・エスパーニャ2024 レースレポート:第14ステージ】山岳区間でスプリント勝負…グローブスがファンアールトを制して大会通算6勝目
「峠の上り坂で集団についていくことに問題はなかった。だれかが攻撃を始めたら少し大変だったかもしれないが、幸いなことにヴィスマチームの選手が本当に速いペースで走っていたので誰も攻撃できなかった。チームメートも私を引っ張ってくれたので、フィニッシュでの態勢をうまくコントロールすることができた。チームは素晴らしい仕事をしたんだ。エドワルト(プランカールト)は第5ステージのセビリアと同じように再びいいリードアウトをしてくれた。今日はためらうことなく、本当にいいスプリントができたと思う。
ワウトとのドラッグレースのように感じたが、最終的には彼に勝てたので十分な結果だ。ブエルタ・ア・エスパーニャのステージ優勝が6つになったことは本当にうれしい。ここでレースをするのが大好きだからね。ブエルタ・ア・エスパーニャは3回目の出場で、優勝は6回目。一貫したやり方と努力が報われたことがうれしい」(グローブス)
「カーデン(グローブス)がほんの少し強かった。スプリントではミスはしなかったと思う。上り坂のスプリントだと分かっていたから、あまり早く行かないことが重要だった。だからいいタイミングで行ったと思う。彼の前に出たと思ったが、最後の数mで足がつってしまいカーデンにまた抜かれてしまった」(ファンアールト)
「レースをもっと難しくしてほしいなんて、あえて言わなかった。そんなことを頼んだらチームメートに殺されてしまうからね! 超ハードなレースだった。序盤は特に多くのライダーが逃げに乗ろうとしていた中で、チームがレースをコントロールしようとしたことをとても誇りに思う。この日レースをコントロールし、スプリントでレースを終わらせようとしたのは私たちだけだった。
最後の上りでは、チームメートに集団をまとめてもらう必要があった。最後に勝てなかったのは残念だが、間違いなくハードな1日だった。山岳賞ポイントでは誰もそれを狙って競り合ってこなかったので、自然な流れでポイントを狙った。基本的に無料で手に入った感じだ」(ファンアールト)
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