「聖徳太子」の1万円札を発見! 当時の1万円を「今のお金」に換算するといくらになるの? 昭和33年頃の物価についても確認
昭和33(1958)年の1万円では何が買えた?
聖徳太子の一万円札が発行され始めた昭和33(1958)年頃の主な物価を知ることで、当時1万円あれば何がどれくらい買えたのかが分かります。 ・昭和33(1958)年頃の主な物価 昭和33(1958)年の東京都における米10kgの平均小売価格は870円、インスタントラーメンは1袋35円、缶ビールは1缶(350ml)75円でした。そのため、1万円あれば、東京都で小売販売されていた米が110kg、インスタントラーメンが285袋、缶ビールが133本買えたことになります。
聖徳太子の1万円札は今も使える!
肖像が聖徳太子の1万円札は今もお金として有効のため、流通しているお札と同様に使うことができます。また、旧札は希少価値などから額面以上の高値で取引されることがありますが、聖徳太子の1万円札は発行枚数が多かったことから、旧札としての価値はほとんどありません。そのため、旧札市場では額面以上の買い取り価格は期待できないでしょう。 ただ、聖徳太子の1万円札をATMやお釣りなどで手にする機会はほぼないため、お金に困っていないのであれば大切に保管しておくのもいいでしょう。 出典 日本銀行 昭和40年の1万円を、今のお金に換算するとどの位になりますか? 国立印刷局 お札の基本情報 過去に発行されたお札 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部