【新型シビックRS】商談は既に解禁。ワングレード展開で価格はおよそ424万円と判明した結果…
商品力を増した進化系MCモデルの正式発売日は9月12日(木)
懇意のホンダセールスマンから電話が来ました。「いま端末から確認したら、もう正式に注文可能ですね。ご来店いただければ見積もりも作成できます。納期の見込み情報はないのですが、1週間後にはわかるんじゃないですかね。RSの価格? 後々問題になってもメンドクサイので端数落として424万円と言っておきますね(笑)」。 この記事の他の画像を見る
マイナーチェンジを機に価格補正が入る昨今ですが、旧シビックの6MT採用モデルはLXが324万600円、EXが359万400円。走りのRS専用装備満載とはいえ、お安い方のLXと比較すれば約100万円アップ。さて、どうしたものか?
ちなみにMC前のタイプRの価格は499万7300円です。無論、MC後も継続となれば一体いくらになるのやら。円高加速中とはいえタイプRのエンジンは米国で生産しています。この1年はホンダも身銭切ってタイプRを納車してきたのかもしれません。
ホンダのニュースリリースでは「秋にマイナーチェンジを予定している……」と記述されていましたが、公式HPにアクセスすると9月発売の文字が踊ります。些細に事ですが、広報と宣伝ってうまく連携が取れていない印象。マニュアル車需要が高まるなか、相対的に見れば売れスジ車ではないにせよ、もう少しユーザー向けの情報が欲しい気もいたします。
さて、フツウのシビックはひとまず脇へ置き、今回は昭和オジサン歓喜のRSに集中。一番のウリは1.5L直4VTECターボ∔6速マニュアルトランスミッションがもたらす能動的な走りの世界観なんだと思います。そしてホンダのDNAも。
パワーユニットの出力向上というアナウンスはいまのところありません。ただし、RSには従来のMTモデルになかったドライブモードを採用。ちょいと熱く走りたいときは、このスイッチを切り替えてスポーティな走りが楽しめます。
エンジン回りはシングルマスフライホイール、1インチアップの16インチのブレーキシステム、80%剛性アップを果たしたというブッシュ類の変更で、従来モデルとは走りの質を大幅に変更。個人的には北米仕様のSi同様、Bピラーまわりも剛性アップしていると思います。