【新型シビックRS】商談は既に解禁。ワングレード展開で価格はおよそ424万円と判明した結果…
ただし、インテリア(特にシート形状)に関しちゃこの北米Siの方が上手であり、その気にさせられます。また、ビジネス的に日本で成立させるのは難しいのでしょうが、見た目の軽快感からセダンのラインナップがあってもいいのでは? と感じてしまいます。
マツダだがMTを切り捨てる一方、ホンダはシビックにMTを残し、今回のMCではさらにスポーツ濃度を増して走りのRSを復活させてくれました(レブマチック搭載で減速時にエンジン回転数を最適に合わせてくれます)。400万円オーバーと聞くと大金ですが、マーケットを見渡せばRSは希少な存在。この対価は皆さんご自身で判断してください。
前出のセールス氏に納期に関しどう予想するかと尋ねると、「爆売れするクルマじゃないんで現車を見てからでも遅くはないなと思ってます(年内納車の意)。今回のRSが受注停止中のタイプR需要の受け皿になるかと問われれば答えはNOでしょ? ですから、RSはMT搭載車の魅力を明確にしたといえるのではないでしょうか」
新型シビックは現在e:HEV搭載車を含む特別先行展示を開催中。スケジュールは随時公式HPにアップされますのでお忘れなく。魅力を含めため息が出てしまう、そんなシビックRSなのでした。ではまた! Text:Seiichi Norishige
教重 誠一