【若松ボート(ナイター)GⅠ周年記念】瓜生正義 特別インタビュー 勝利の極意は「やるべきことを一つずつ」/27日開幕
「年寄りな自分ですけど…」
――それほど多忙な中でも今年の賞金ランクは16位(9月16日現在)。グランプリ圏内です。 「思ったよりも頑張っていますね! 目の前の一つ一つが大事だとは話しましたが、目標は必ずどこかに置かなくてはいけない。僕の場合、『グランプリには行かないと』という意識を持っていますから、そこに向かって一つずつ積み上げているところです」 ――このたびの若松周年もその一つですね。 「ずっと前から『若松に向けて』と意識することはないですが、前検に入る前には、こういうプロペラの調整にして、セッティングはこうしよう、と決めてから行きます。前検に入ってからでは間に合わない。それが(一流選手同士による)記念レースです」 ――大会の顔初日ドリームの1号艇を任されました。 「(支部の後輩で人気者の)西山(貴浩)君にしておけばいいのに(笑)。でもありがたいですね。ドリームなら初日は1回走りで時間があるので、最初のうちにエンジン全部を点検できますから。初日からお客さんも盛り上がってくれたらいいですね。もう“年寄り”な自分ですけど、そこに貢献できたらと思います」