巨人ドラフト1位の石塚裕惺内野手が千葉・八千代市表敬訪問 「3割30本打てる選手に」
10月のプロ野球ドラフト会議で巨人から1位指名を受けた千葉県八千代市出身の石塚裕惺内野手(埼玉・花咲徳栄高)が16日、八千代市の服部友則市長を表敬訪問した。指名の喜びを語るとともに、1年目からの活躍に意欲を示した。 石塚選手は身長181センチ、体重82キロの右投げ右打ち。市立村上東中時代は佐倉リトルシニアに所属していた。今夏の埼玉県大会では5割近い打率を残し、5年ぶりの甲子園出場に貢献。18歳以下の高校日本代表にも選ばれ、打順は4番を務めた。走攻守三拍子そろった高校生ナンバーワン遊撃手と評価され、ドラフト1位指名を受けた。 石塚選手は「人生のほとんどを八千代市で過ごし、良い指導者や友達に巡り合い、成長できた」と語り、今後に向け「1年目から活躍したい。将来的に通算2千本安打やシーズン3割30本打てる選手になり、八千代市に良いニュースを届けたい」と意気込んだ。 服部市長は「坂本勇人選手のような活躍を期待している。1年目からチャンスがあると思うので頑張ってほしい」と激励した。 同席した石塚選手の母、明世さん(47)は「周りへの感謝の気持ちを忘れずに頑張ってほしい。けがに気をつけてもらい、東京ドーム(巨人の本拠地)でプレーする姿を見たい」と話した。(松崎翼)