「暇だったら働いてみたら?」はNG。専業主婦の妻に働いてもらい収入を増やす、ひろゆきの“ズルい”言いまわし
仕事やプライベートで「なぜかうまくいく人」は、どんな言葉を使っているのか? 実は賢い人ほど、相手から期待通りのリアクションを引きだす「ズルくてうまい言いまわし」を日頃から駆使している。 どんな言葉を使えば物事がスムーズに進むのか? 様々なシチュエーションごとに「ダメな言い方」「うまい言い方」を解説した、ひろゆき氏の新刊『賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし』から、テクニックの一部を紹介しよう。
専業主婦の奥さんにも働いてほしい
子どもがいない我が家。妻が専業主婦でも生活できなくはないが、あまり貯蓄をする余裕もないため、できれば妻にも働いてほしい。ただ、働くのが面倒なようで「気が向いたら」と一向に動きださない。妻に働く気持ちを持ってもらうには、どのように伝えるべきか?
論点を微妙にズラして「働く目的」の設定を変える
昨今は共働きが一般的で、総務省の「令和2年国勢調査」によれば、「共働き:非共働き」の世帯割合は7:3だったりします。 目線を変えてみると、共働きではない専業主婦(夫)の世帯が3割あるわけですが、前述の調査によれば、専業主婦世帯の39%は子どもがいないらしいです。むしろ、子どもの数と専業主婦の割合がどう関わってくるかといえば、「子ども1人→39%」「2人→45%」「3人→13%」「4人以上→3%」と、子どもが多ければ多いほど共働きになる傾向があるわけです。 このことからわかるのは、子どもがいようがいまいが「生活ができているなら働かないし、生活費が苦しい状況なら働く」ってことだと思うのですね。 生活に余裕があれば働く必要性を感じない人は多いですし、基本的に人は「苦痛を感じてまで働きたくない」と考えるのが普通だと思います。もちろん好きなことで稼げるなら進んで働くと思いますが、そんな都合のいい仕事は皆無に等しいですからね。 なので、この先にお金が必要になるという焦りが一切なければ、今の生活がカツカツであっても、「なんとか生活が回っているのであれば無理に働かなくても……」となるのが普通です。 そんな前提がある上で、奥さんに働いてもらいたいと考えるなら、「働く気持ちを持ってもらう」ということを目的に設定するのはそもそも間違いです。そうではなく、「奥さんが働かざるを得ない状況にする」ということを目的にしないといけないと思うのです。 そのためには、奥さんが働かないと生活が回らないようにしないといけません。例えば、子どもが欲しいと考えているなら「子どもができたときのために蓄えが必要だよね」と伝えて同意してもらいます。もちろん人によって考えは違うので、子どものため以外に、老後資金やら親の介護、車でも住宅購入でも、将来的な貯蓄の目的になるならなんでもいいです。
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