「ユニコーン企業」創出目指せ 愛知県の委託事業 採択6社がプレゼン
CIC Toranomon(本社東京都)、リバネス(同)、フォースタートアップス(同)の3社は23日、愛知県が運営を委託しているディープテック(先端技術)推進プロジェクトの採択者向けキックオフイベントを、名古屋市のプレステーションAiで開いた。県や金融機関、採択企業の関係者ら約40人が参加した。 ディープテックを推進する「Aichi Deeptech Launchpad(アイチ ディープテック ローンチパッド)」は、ユニコーン企業(創業10年未満で時価総額10億ドルを超える未上場企業)創出を目指すプロジェクト。 キックオフイベントの冒頭、愛知県経済産業局顧問の柴山政明氏が「6、7年後には時価総額1千億円ほどまで成長していくことを期待している」とあいさつ。スタートアップ事業の成長に期待を込めた。 その後、光を用いたがん治療などの技術確立を目指すイルミメディカル(本社名古屋市)など、同推進事業の採択企業6社が自社の事業を紹介した。
10月、12月にも交流イベントを行い、2月に同プロジェクトの最終的な成果発表を実施する。