韓国人、8日からノービザで中国へ
中国が8日から韓国と欧州8カ国を対象に、15日以内の滞在にノービザ政策を施行する。 中国外務省はこの日午後、ホームページで「8日からスロバキア、ノルウェー、フィンランド、デンマーク、アイスランド、アンドラ、モナコ、リヒテンシュタインおよび韓国からの一般旅券所持者を対象に一方的なノービザ政策を施行する」と発表した。今回の9カ国を対象にしたノービザ政策は2025年12月31日まで施行される。ビジネス、観光、親戚訪問および経由などを目的とする入国者は最長15日間、ビザなく滞在できる。 中国は昨年12月にドイツ、フランス、イタリア、オランダ、スペイン、マレーシアの6カ国を対象に一方向のノービザ政策を施行するなど、現在まで約20カ国に拡大している。 韓国は中国人を対象に済州道(チェジュド)に限り30日間ノービザ政策を施行している。中国外務省はこの日、「中国と外国人の往来をより一層便利にするためノービザ国家の範囲を拡大することにした」と説明した。韓国人を対象とするノービザ政策が電撃的に施行され、韓国ドラマの輸入や歌手の公演などを禁止した限韓令に変化があるかが注目される。 一部では、最近、反スパイ法改正案違反容疑で韓国人が初めて拘束された事実が報道され、反中世論を抑えるためではないかという解釈もある。