【陸上】SUBARUの地元出身の栗原啓吾が退部 けがに苦しんだ鳥飼悠生は現役引退
SUBARUは3月31日、栗原啓吾と鳥飼悠生が退部したと発表した。 群馬・東農大二高時代に3年連続で全国高校駅伝の4区を走った栗原は、中央学大では1、2、4年時に箱根駅伝に出場。2年時には1区でトップと13秒差の区間5位に入っており、4年時の箱根駅伝予選会では日本人トップの8位に入った。22年にSUBARUに入社したが、2年間で思うような結果が出せなかった。 三浦龍司 SUBARU入社会見「シビアな世界で戦っていく」実業団としての決意語る 栗原は「長いようで短い期間でしたが、本当に多くの人に支えていただきました。 最後まで結果で恩返しできないまま去ることになりますが、恵まれた環境で走れたこと心から感謝しています。新しい環境になっても、活躍で皆さんに元気を与えられるよう頑張りたいと思います」とコメントした。 鳥飼は千葉・市船橋高3年時に全国高校駅伝で4区5位。進学した帝京大では2年時から箱根駅伝で3年連続8区を担い、3年時の20年は区間3位の好走でチームの過去最高成績タイとなる総合4位に貢献した。21年のSUBARU入社後はけがに苦しんだが、昨年は5000mで自身初の13分台をマークしていた。 今後は社業に専念するという鳥飼は「ここまで競技を続けてこれたのは、会社の皆様のご理解とご支援があったこそです。本当にありがとうございます。これからもSUBARU陸上部の応援をよろしくお願いいたします」と感謝を述べた。 SUBARUは今年1月のニューイヤー駅伝は14位。今年度から男子3000m障害日本記録保持者の三浦龍司が加入している。
月陸編集部