37歳の競輪選手が突然の追い込み宣言「もう自力は卒業します」
岐阜競輪「開設75周年記念・長良川鵜飼カップ(GIII)」は22日、2日目を開催。2Rの選抜戦に出場した猪狩祐樹(37歳・福島=99期)に話を聞いた。 「自在」とコメントしたこの日の猪狩祐樹は、小堺浩二と中団を取り合う展開になり結果は9着。そしてレース後に突然「もう自力は卒業します」と宣言した。 「もうこの年齢も年齢だし(自力で)やることはやってきた。自力も出なくなっているので、これからは追い込みとして一戦一戦勉強していきたい。ファンの方や関係者も、ぜひ自分のことは自力選手として見ないでくださいね(笑)」 3日目は佐伯翔と福島2人の番組となったが「車番も悪いし並んだところで厳しいと思うし、それぞれ分かれることにしました。もう動きません! 単騎でやります」と早速"自力卒業"の意思表示をした。 戦法チェンジ宣言をしたからといって、すぐに追い込みの番組を用意してもらえるわけではないことは本人も重々承知している。ここからはアピールの日々が続くことになりそうだ。(netkeirin特派員)