【高校ラグビー】大阪桐蔭 主な3年生の進路予定 逆転負けで「春冬2冠」を逃す
◇全国高校ラグビー大会準々決勝 大阪桐蔭14―26桐蔭学園(2025年1月3日 花園ラグビー場) 大阪桐蔭は逆転負けで、史上5校目の「春冬2冠」を逃した。試合開始10秒でキックチャージに成功したWTB須田琥珀(2年)が先制トライを奪うなど滑り出しは上々だった。しかし、14―7で迎えた後半に3トライを献上。相手の多彩な攻撃に対応できず、高校日本代表候補のSO上田倭楓(いぶき、3年)は「フィットネス、コンタクトなどラグビーの原点と言える部分の必要性を見つめ直す試合になりました」と力負けを認めた。 高校日本代表候補9人を擁し、15人制に限れば新チーム結成から練習試合も含めて無敗を続けてきた。昨春の選抜大会と、海外の強豪も集うサニックスワールドユース交流大会を制し、史上初の15人制大会「3冠」の野望は砕け散った。帝京大に進学予定の上田は「大学で全国優勝をしたい」と視線を上げた。 ◆大阪桐蔭の主な3年生の進路予定 大門一心、上田倭楓、竹之下誠仁(帝京大)、川端隆馬、名取凛之輔、馬場敦輝(早大)、原悠翔(明大)、芦高優一、前川竜之介(同大)、川相喜由(関大)、広岡凜太郎(立命大)、真鍋蓮之輔、光安翔平(近大)、山添仁琴(関学大)、水島功太郎、篠田晃成(東海大)、菅原幹太(法大)、村上栞汰(大東大)