オリジナル手ぬぐい付き踊るテヌグイ展…創業400年以上の綿布商が手掛けた鴨川をどりや獅子舞の50点
獅子舞や芸舞妓(げいまいこ)をモチーフに、踊りをテーマとした手ぬぐいが楽しめる「ダンス、ダンス、ダンス!踊るテヌグイ展」が、細辻伊兵衛美術館(京都市中京区)で開かれている。2月12日まで。 【画像】踊りをモチーフにした手ぬぐいが並ぶ(京都市中京区で) 創業400年以上の綿布商「永楽屋」が、注染(ちゅうせん)や友禅染などの伝統技法を用いて製作した手ぬぐい約50点を展示。花街・先斗町の舞踊公演「鴨川をどり」やステップを踏むだるま、獅子舞などを取り上げた作品が並ぶ。書家、川端耕司さんが太く丸みを帯びた「勘亭流」で特別に書いたデザインのものも見られる。 細辻伊兵衛館長は「手ぬぐいは舞妓のデビューや祇園祭などで贈る風習があり、めでたい新年にぴったり。晴れやかな模様を見ながら、日本古来の芸術の魅力を知って」と呼びかけていた。 午前10時~午後7時。入場は一般1200円で、オリジナルの手ぬぐいがつく。