立憲民主・枝野代表が党大会後に会見(全文3完)表現行為への重大な侵害
きっかけをつくらせていただきたい
深くコミットしたいと思われてる方で、例えばコミットする窓口、きっかけというものがうまくつくれた地域であったり方であったりということであれば、その政策や現場の声を届けるという面でも、それから選挙などに関わっていただくという面でも、一定のコミットをしていただけてると思うんですが、例えば地域によってはとか、なかなかそういうきっかけ、接点がない、あるいは呼び掛けもないということで、置いてきぼり感を感じていらっしゃる方が少なからずいることは否定できないというふうに思っています。 大会でも若干、申し上げましたが、難しいところがあって、なんかパートナーズになるとこういう会合へ来てとか、選挙あるからこういうふうに応援してとかってどんどんくると、たぶんそれにハードルを感じる方も出てきてしまうだろう。でもやっぱりたくさん関わりたいと思っていらっしゃる方にはいろんな情報を提供して、きっかけをつくらせていただきたい。これをどうやって両立させていくのかという答えは簡単ではないので、今回、問題提起というか、問題、意識してますよということを、パートナーズの皆さん含めてお示しをさせていただいたというのが現状です。 司会:はい、続けてどうぞ。
うまくいってる県連はどのぐらいあるか
朝日新聞:すいません、関連での質問なんですが、地域によってばらつきがあるというお話なんですけれども、具体的な数字を出すというのは難しいかも分からないんですけれども、今、44ある県連の中でうまくいってるケースはどのぐらいとお考えですか。 枝野:すいません、全部をきちっと把握してるわけではないんですが、例えば東京は東京の中でも地域によってかなり濃淡はあるのかなと思います。それからまた、私の地元の埼玉は、私自身が直接やれることはなかなか難しいんですが、そこにもいますが高木議員とか、あるいは地方議員の仲間とか、パートナーズの皆さんに呼び掛けた、いわゆる立憲カフェ的なものを、例えば国会議員のいない地域などでも何度もやらせていただいて、そしてそういうところを糸口にして輪を広げさせていただくということは一定程度、できているかなと思っていますが、同じ埼玉でもやはりちょっと西のほうにいくと、なかなかそういう場がつくれていないということがある。 ちょっと定量的にお示しできる話じゃないんですが、やはり今、いわゆる市民派というのをあまり手垢の付いたことに使いたくないんですが、的な感覚の、国会議員であれ自治体議員であれがいるところは、それなりに機能してるかなと思うんですが、そもそも地方議員もいないような地域はなかなかアプローチできない。ネットなどを生かすことで、どうやってそういう地域で輪を広げていくのかなっていうのは大きな課題かなと思ってます。 司会:はい、じゃあ。