用事も懐も無理はせず、こんなスツールで一息つく。
嗚呼もう、なんでこんなに時間がないんだ。忘年会、仕事納め、大掃除…と、最近とにかく懐も寂しければ慌ただしさにも追われている。こんな時期だからこそ、部屋で一息つけるできればリーズナブルなスツールが欲しい! 支えてくれるのはお尻だけじゃないはずだ。 ワンテーマ・オブジェクト
1. ヒップスツール
デニムメーカーなどアパレル店舗の特注什器かと思われる、70~80年代に作られたジーンズモチーフの珍品。空間に“ハリ”が出ること間違いなし。W460×D430×H420mm。
2. 森林保全団体more treesのスツール(ダブル)
ジャスパー・モリソン氏と熊野亘氏がデザインした、ゆったりとした座面が特徴の一脚。材である岐阜県のヒノキにより部屋は深い森と化す。W765×D330×H405。
3. アーノルド・サーカス・スツール
マルティーノ・ガンパー氏が手掛けたアーノルド・サーカス・スツール。椅子はもちろん、空洞なので逆さにすれば入れ物にもなる。W445×D375×H450mm。
4. リキスツール(ハイ・マルチ)
道具いらずで組み立てられる、まさかの段ボール製。耐荷重は650kgと堅牢な造りで、座れば最後、紙は弱いという固定概念は無くなる。W330×D330×H420mm。
5. エキパレス・スツール
野趣溢れるおおらかな表情が特徴。古今問わず愛され続けている、民藝の世界ではお馴染みのメキシコ製エキパレス・スツール。W350×D350×H380mm。
6. 通称“剣持スツール”
剣持勇氏が生み出したことで知られている〈秋田木工〉の名作は、曲木ゆえに美しい曲線でありながら丈夫。これぞ日本のスタッキングスツールの定番だ。W400×D360×H440mm。¥24,000(秋田木工)
7. Eiffel
藤城成貴氏による再生紙が主原料の3本脚の逸品。シャープな印象でありながら、プラスドライバー1本で強固に組み上がる緻密な造りも見どころ。W470×D400×H440mm。
8. ハンティングチェア
コンパクトに畳めて持ち運びやすい。デンマークに工房を構える〈グリーンホルト〉のハンティングチェアは一脚持っておきたい。W330×D300×H650mm。
9.フランス製の古いラッシュスツール
イグサや葦などの天然素材を編んだ座面(ラッシュ)特有のムギュッと沈む座り心地がクセになる。しかも1960年代のフランス製ラッシュスツール。W290×D290×H450mm。