60歳代で「貯蓄2000万円以上」の割合は?貯蓄2000万円以下でも生活できるシニアの3つの特徴
おわりに
近年は平均寿命が伸びることにより、老後の生活する時間が長期化しています。 さらに、60歳以降も働く高齢世代も増えてきており、老後に必要なお金はその世帯の生活環境によって大きな差が生じます。 そのため、貯蓄額がいくら必要であるかは、一般的に試算された2000万円という数字を鵜呑みにするのではなく、自身の生活設計に合った金額を算出することが重要です。 現役世代の早い段階から、老後の生活設計について検討をして、資産運用や働き方などを考えることで、老後の生活を充実して送ることができるようになります。 自身の資産設計やライフプランについて、迷ったときは専門家にも相談をしながら慎重に計画に取り組んでいくことがおすすめです。
参考資料
・総務省「統計からみた我が国の高齢者」 ・金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」 ・日本年金機構「年金の繰下げ受給」
斎藤 彩菜