「素晴らしい能力」「キックがこの上なく力強い」フル出場の鈴木彩艶をパルマ主将が称賛! 一方、地元メディアはハイボール処理に苦言「醜態をさらしかけた」
「半分奇跡をやってのけた」
プレシーズンマッチと公式戦は違う。だが、ヨーロッパリーグを制した国内の強敵相手の快勝は、開幕に向けて大きな弾みとなるはずだ。その勝利に貢献できたことは、鈴木彩艶にとっても追い風となるかもしれない。 【PHOTO】2024年夏に海外で新天地を求めたサムライたち 鈴木が所属するパルマは8月4日、アタランタとの親善試合で4-1と勝利した。前半に2点を先行すると、1点を返されたものの、後半にさらに2得点をあげている。 ゴールを決められはしたが、失点場面でも鈴木は奮闘した。最終ラインの裏を突かれ、抜け出してきたアデモラ・ルックマンに反応。素早い飛び出しでボールに触れるも、こぼれ球をルックマンに拾われ、シュートを流し込まれた。 パルマ専門サイト『Parma Live』は、採点記事でフル出場した鈴木に6.5点をつけた。ハイボールの処理に甘さがあったとも指摘している。 「ハイボールのキャッチであまりにごう慢で醜態をさらしかけ、身震いさせた。ルックマンとの1対1の場面では、半分奇跡をやってのけたが、こぼれ球からやられた」 だが、同メディアによると、キャプテンのエンリコ・デル・プラートは、鈴木について「この上なく力強い、素晴らしいキックがある。リーグ戦でも生かさなければいけない」と賛辞を寄せた。 「イタリア語を勉強しなければいけない。でも、素晴らしい能力を持ったGKだ。監督とチームが求めることに適応していく時間はあるだろう」 新たな国で新たな仲間と関係を築き、GKに欠かせないコミュニケーションをとっていくのは、決して容易なことではない。開幕が近づくなか、鈴木の適応力が注目される。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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