【バドミントン】保木&小林が接戦を制して準々決勝へ! 山口茜、志田&松山も順当に2回戦を突破!<熊本マスターズ2024>
11月14日に開催されたBWFワールドツアー・熊本マスターズジャパン(Super500/熊本県立総合体育館)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。世界のトッププレーヤーが多数出場する中、地元で負けられない日本勢も最後までねばり強い戦いを見せている。 5種目で2回戦に挑んだ日本勢。女子シングルスは、地元熊本のファンの前で勝利をねらう山口茜が、香港選手と対戦。第1ゲームを12本で抑えると、第2ゲームも8本で勝利を飾り、ベスト8に進出した。年内の引退を決めている大堀彩は、郡司莉子との日本人対決を2-0で制し、こちらも準々決勝へと駒を進めている。
男子ダブルスは、保木卓朗/小林優吾がインドネシアペアに2-0のストレート勝ち。第1ゲーム、第2ゲームともに終盤までもつれる勝負となったが、どちらも保木/小林が制して、接戦を切り抜けた。前日の1回戦で台湾の強豪ペアを破った霜上雄一/野村拓海は、中国ペアに敗戦。三橋健也/岡村洋輝も、インドネシアペアに敗れている。
女子ダブルスは、志田千陽/松山奈未が、櫻本絢子/五十嵐有紗の挑戦を2-0で退けた。どちらも攻撃を持ち味とするスタイルだが、がっぷり四つで組み合えばペアとしての経験値が高い志田/松山が上回り、第1ゲームを21-10で先制。第2ゲームもねばる櫻本/五十嵐を18本に抑えて、志田/松山がベスト8進出を決めた。櫻本/五十嵐とともに、新たなパートナーで世界に挑む福島由紀/松本麻佑も、大澤佳歩/田部真唯を2-0のストレートで下して準々決勝進出を決めている。 このほか、混合ダブルスの緑川大輝/齋藤夏がベスト8入り。男子シングルスの奈良岡功大もフランスの長身選手を2-0で抑え、2回戦を突破した。ワールドツアーファイナルズ出場に向けて上位進出をねらった西本拳太、渡邉航貴は、どちらも8強入りならず。混合ダブルスの西大輝/佐藤灯は、タイペアに敗れて上位進出はならなかった。
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO、平野貴也