パリパラリンピック注目競技:車いすラグビーを徹底解説!ルールと見どころを紹介
車いすラグビーの見どころ
最大の見どころは、激しいタックルとスピード感あふれるプレイです。 攻撃側が40秒以内にトライを決めなければならないという時間制限のルールがあり、スリリングな展開が続きます。さらに、男女混合のチーム編成も見どころの一つです。 ここで、いくつかの車いすラグビートリビアを紹介します。 1. 金額は150万?! 「ラグ車」実は高いんです。車いすと、車輪の部分であるホイールと合わせると、安くても130万、高いと200万円を超えるものもあります。またパンクなどで競技中にホイールの交換が必要になると予備も必要です。ホイールは1本で10万近くします。こだわればこだわるほど、金額がどんどん膨れ上がることになります。 車が買えちゃえますね。 2. ラグ車は、どこで作られている?! 日本ではニュージーランドとアメリカのメーカーの車いすを使っている選手が多く、他にはドイツのメーカーなどもあります。関係者によると、昔は日本でも作られていたのですが、需要が少ないことや、この3国が硬い頑丈な金属の加工を得意としていることで今では作られていないそうです。 3. 攻撃用車いす(オフェンス車) 車いすラガーマンの中でも、比較的、障害の軽い選手が使用。アルミ製でできていて、とにかく頑丈。重さはなんと20kgにもなります。 4. 防御用車いす(ディフェンス車) 車いすラガーマンの中でも、比較的、障害の重い選手が使用。相手のルートを封じ 込めたり止めたりする為に前部にバンパーが取り付けられ、全長が長くなっているのが特徴。チタン製のフレームが多く、頑丈さはそのままに軽量化が図られています。障害の重い選手にとって、動き出しのスピードをより速くする為に軽さは重要なのです。 5. 「ラグ車」の耐用年数は?! 「ラグ車」は、半年使ってようやく選手の動きに馴染むと言われていますが、強い衝撃が加わる為に耐用年数は1年から1年半程度。パラリンピックなどの大きな大会の前には新車を購入する選手も多いそうです。