井上尚弥、サウジと推定30億円スポンサー契約 現地で試合実現すればファイトマネー15億円超も
■サウジアラビアとスポーツ
★ボクシング 2019年以降、ヘビー級の世界戦を中心にビッグマッチを数多く開催。
★サッカー ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが22年12月、同国1部アルナスルにサッカー史上最高の年俸約290億円の2年半契約で加入。その後も多くのスター選手が同国のチームに移籍。
★ゴルフ 政府系ファンドが22年から超高額賞金ツアー「LIVゴルフ」を開催。
★競馬 20年に世界最高となる賞金総額2000万ドル(約30億4000万円)のサウジカップ(GⅠ、ダート1800メートル)を創設。23年には吉田豊騎手が手綱を取った日本調教馬パンサラッサが優勝。賞金1000万ドル(当時のレートで約13億6000万円)を手にした。
★テニス 先月、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)らトップ選手6人が出場の大会を開催。ヤニック・シナー(イタリア)が制し、テニス史上最高の優勝賞金600万ドル(約9億1200万円)を獲得した。
★eスポーツ 今夏、eスポーツ史上最高額の賞金総額6000万ドル(約91億2000万円)の大会を開催。
■リヤド・シーズン
サウジアラビア政府が取り組む石油産業への依存度を減らし、多様化するためのプログラム「サウジビジョン2030」の一環として、19年に同国娯楽庁が立ち上げたグローバルエンターテインメントプロジェクト。スポーツ、コンサート、展示会などを通じて国内外のエンタメ産業を活性化させることを目的としている。通常は首都リヤドで10月から翌年2月か3月まで毎年開催。これまでクリスティアーノ・ロナウド、リオネル・メッシ、ジャスティン・ビーバー、ウサイン・ボルトらとのコラボレーションを実現した。