シャオミ「Redmi 14C」レビュー - 5つのポイントでお値段以上のエントリーモデル!
■ポイント3 色によって素材が異なるデザインへのこだわり 本体サイズはH171.88×W77.8×D8.22mm。カメラの出っ張りも少なくスリムです。ディスプレイにあわせてサイズは大きくなっていますが、その割に重さは204.8g~と、ずっしりこない程度に収まっています。ちなみに重さが「~」となっているのは、カラーによって重量が異なるため。カラーバリエーションは3色ですが、色によって背面の仕上げが異なっており、それが重量の違いとなっています。 このデザインへのこだわりが、3つめのポイント。今回仕様したスターリーブルーは「夜空のグラデーションを表現」したデザインになっていて、丸型のカメラ部分から放射状に線がキラキラと光る、光沢仕上げの個性的な背面になっています。重さはこのスターリーブルーが最も軽い204.8gで、レザーのようなエンボス加工がされたセージグリーンが207.1g、ガラス製カバーを採用するミッドナイトブラックが211.9gとなっています。
SoCにはエントリーモデル向けのMediaTek Helio G81-Ultraを採用。各種ベンチマークテストの結果は、やはりエントリーモデルなりの結果といったところです。メモリーが4GBなのもちょっと物足りない感じがしますが、設定でストレージの一部を仮想メモリーとして使用できるようになっています。
■ポイント4 リア/フロントとも高精細なカメラを搭載 背面には一見するとカメラが4つあるようですが、上はライトで、下はデザイン。実際の撮影に使用されるカメラは左右の2つ。右がメインとなるF1.8の5,000万画素カメラで、左はQVGAの補助レンズとのことです。フロントカメラは、F2.0の1,300万画素。エントリーモデルながらリア/フロントとも、高画素かつ明るいカメラが搭載されているのが4つめのポイントです。
リアカメラでは、ポートレートモードや夜景モード、十分な光量が得られるシーンでは高精細な「50MP」モードでの撮影も楽しめます。自動シーン認識で設定が最適化されるので、基本的にはシャッターを切るだけでベストな写真が撮れるしくみ。ただし手ブレ補正等はないので、特に暗いシーンではしっかり構えて撮る必要があります。なお写真でも動画でも、美肌やフィルターを適応した撮影が可能。「シネマティック」というフィルターを使うと、フィルムで撮影したかのような、雰囲気のある仕上がりも楽しめます。