【速報】“麻薬工場”摘発 違法薬物製造疑いで中国人の男を書類送検 警視庁
埼玉・越谷市の倉庫で、錠剤の麻薬を製造したとして警視庁が40代の中国人の男を書類送検していたことがわかりました。 麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで書類送検されたのは、40代の中国籍の男です。 捜査関係者によりますと男は2024年4月、埼玉・越谷市にある倉庫で違法薬物の麻薬「4-メチルメトカチノン」を含む錠剤を製造した疑いがもたれています。 警視庁は2024年5月にこの倉庫を家宅捜索をしていて、錠剤を作る器具などがあったことから、麻薬の錠剤を作る「工場」として使われていたとみられています。 男は、違法薬物を所持したとしてすでに逮捕起訴されていて、男が説明するレシピによって違法な錠剤が作れることが確認できたため今回製造の容疑でも検挙に至ったということです。 警視庁は製造した麻薬の錠剤の販売ルートなどについて捜査を進めています。 厚労省監視指導・麻薬対策課によりますと今回錠剤に含まれていた麻薬「4-メチルメトカチノン」は覚醒剤と似た作用があり服用すると中枢神経が興奮状態になるなど体に危険が及ぶため違法に販売されていたとしても購入や服用は絶対しないでほしいとしています。