【情報更新・雨雪予想】雪雲は下北へ…津軽は警報級の大雪の可能性低くなる 強い冬型の気圧配置は10日夜にかけて続く見込み
RAB青森放送
青森地方気象台によりますと津軽の外海では、大しけとなる見込みです。 10日夕方にかけて高波に警戒してください。 津軽での警報級の大雪の可能性は低くなりましたが、下北では、10日夜遅くにかけて、大雪に注意・警戒してください。 また、青森県では、10日夜遅くにかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうに注意してください。 以下、青森地方気象台が10日午前10時23分に発表した大雪と高波及び雷に関する青森県気象情報です。
大雪と高波及び雷に関する青森県気象情報 第5号
[気象概況] 日本付近は強い冬型の気圧配置となっており、東北地方の上空約5000メートルには、氷点下39度以下の強い寒気が流れ込んでいます。また、東北地方は気圧の谷となっています。 強い冬型の気圧配置は10日夜にかけて続く見込みです。 このため、津軽の外海では、大しけとなるでしょう。下北では大雪となる所がある見込みです。雪雲が停滞した場合は、警報級の大雪となる可能性があります。 また、気圧の谷や上空の強い寒気の影響により、青森県では大気の非常に不安定な状態となるため、積乱雲が発達して雷の発生する所がある見込みです。 [雪の予想] 10日12時から11日12時までに予想される24時間降雪量は多い所で、 津軽の山沿い 30センチ 津軽の平地 20センチ 下北の山沿い 40センチ 下北の平地 30センチ 三八上北の山沿い 30センチ 三八上北の平地 20センチ [波の予想] 10日に予想される波の高さ 津軽の外海 6メートル 下北の外海 2メートル 三八上北の外海 2メートル 陸奥湾 1.5メートル [風の予想] 10日に予想される最大風速(最大瞬間風速) 津軽の海上 18メートル (30メートル) 津軽の陸上 13メートル (25メートル) 下北の海上 15メートル (25メートル) 下北の陸上 8メートル 三八上北の海上 13メートル (25メートル) 三八上北の陸上 10メートル (20メートル) [防災事項] 津軽の外海では、10日夕方にかけて、高波による船舶や沿岸施設への被害に警戒してください。下北では、10日夜遅くにかけて、大雪による交通障害、屋根からの落雪、建物や農業施設への被害に注意・警戒してください。電線や樹木への着雪、積雪の多い傾斜地では、なだれに注意してください。 また、青森県では、10日夜遅くにかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうに注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。