【特集】憧れの『白バイ隊員』を目指す、Snow Manと阪神タイガースが好きな若き女性警察官に密着!自分以外は全員男性、訓練生さえ狭き門…様々な苦難を乗り越え、父親想いの娘が挑む8年越しの夢
■「Snow Manと阪神タイガースが好き」休日は推し活に励む“今どき女子”
Q.週末は、どう過ごしていましたか? 「『Snow Man』が好きなので、録画やYouTubeをめっちゃ観ています(笑)」
警察官という立場を離れれば、人気アイドルグループが大好きな今どきの若い女性。阪神ファンで、休日の息抜きは野球観戦です。
他の訓練生からの印象は―。 Q.近藤さんは、どんな人ですか? (他の訓練生) 「オフもピリついているというか(笑)」 (近藤巡査長) 「ほんまに?絶対ウソや(笑)」 (他の訓練生) 「指示も、僕らが言わないようなことも『こうしたほうが良いんじゃないですか?』と積極的に言ってくれるので、助かっています」
■「やっと、ここまで来た」訓練生になるまで8年…運命の最終検定へ、いざ―
倍率の高い試験や検定を潜り抜けて、初めて白バイ隊員の訓練生に選ばれます。 (近藤巡査長) 「8年ぐらいは、ずっと試験を受けて落ちて、また受けて落ちて…みたいなのを繰り返して、『やっと、ここまで来た』という感じです」
運命の最終検定、当日―。 (近藤巡査長) 「昨日は寝られなかったです。寝て起きて寝て起きて…みたいな感じで(笑)」
共に頑張ってきた訓練生らと、円陣を組みます。 (近藤巡査長) 「気合入れて、いくぞー!」 (訓練生ら) 「おー!」
ミスがなければ、合格の最低ラインは『1分55秒』。 (近藤巡査長) 「お願いします!」
初めは、順調な滑り出し―。 しかし、カーブでわずかにコーンと接触。減点され、合格に必要なタイムは1分52秒に。
その後はミスなく駆け抜けましたが、時間内に走り切ることはできたのでしょうか―。 (近藤巡査長) 「スピードにあまり乗れていなかった感じがするので、練習より少しタイムは遅いかなというのが実感。それが、合格の基準のタイムに収まっていたら良いんですけど…」 80点以上で合格。果たして、結果は―。
■結果は…「83点、合格!」 仲間全員で掴んだ憧れの『白バイ隊員』への切符
(交通機動隊・訓練指導員 築山警部補) 「3番・近藤隊員、1分50秒713。減点行為、パイロン1。点数、83点…合格」 (近藤巡査長) 「はい!」 減点はあったものの、最終検定に何とか合格。長年の夢が叶いました。
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