【BOM】吉成名高が日本人初の偉業達成へ向けて計量パス「どんな展開になっても倒せるように準備してきた」、竜哉は「名高以上の衝撃を与えるKOをします」
2024年9月1日(日)神奈川・横浜大さん橋ホール『Shimizu presents BOM47』(U-NEXT配信)の前日計量が、8月31日(土)神奈川・横浜にあるエイワスポーツジムにて13:30より行われた。 【写真】対戦するペットアヌワットとの身長差が分かるフェイスオフ ダブルメインイベントのWBCムエタイ ダイヤモンド スーパーフライ級(52.16kg)王者決定戦で対戦する名高・エイワスポーツジム(=吉成名高/エイワスポーツジム)は52.12kg、ペットアヌワット・ノーアヌワットジム(タイ)は51.22kgで計量をパス。 計量を終えた名高は「今回は減量が凄く楽にできて、体調はいい感じです。リカバリーすれば、今でも試合ができるぐらい調子もいいです」と好調をアピール。 今回対戦するペットアヌワットはフィーム・カオ(膝の得意なテクニシャン)のタイプで、名高がラジャの王座統一戦で対戦したプレーオプラーオに勝利。また、先日にはWMO世界王者になったペットタイランドにも勝利している、元ラジャダムナン108ポンドの王者で、True4Uの112ポンド王者でもある。 相手については「身長は175cmと聞いていたので、もっとデカいかなと思ったんですけど、上半身は結構小さいなと。足周りはしっかりしてるなという印象がありました」といい、「今年戦ってきた相手の中でも1位、2位を争うレベルの選手だと思うので、集中してかからないと危ない相手」と警戒を強める。 しかし、「足を効かせられればハイキックも当たると思いますが、今回はボディストレートが鍵になると思っていて、身体は細いので当たれば効かせられるんじゃないかなと。どんな展開になっても倒せるようには準備してきました」とKO決着にこだわるという。 日本初となるWBCムエタイのダイヤモンドのベルトの懸かった試合となり、「実際にベルトを見てカッコいいですね。認められた選手しか挑戦する機会を与えられないベルトだと思っているんで、今回しっかり勝つことで、また僕も歴史的な選手の一員になっていけると思います。絶対勝たないといけないと思いました」と気合いを入れる。 現在、台風10号が迫っている状況だが、「僕は雨男なんでちょっと怖いんですけど(苦笑)、明日はうまく逸れてくれたら。台風の影響で横浜に暴風が起こるんじゃなく、僕がいい試合をして熱狂の渦を作りたい」と意気込みを語った。 また、もう1つのメインイベント、WBCムエタイ世界フライ級(50.80kg)王者決定戦で対戦する元ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王者の竜哉・エイワスポーツジム(=奥脇竜哉/エイワスポーツジム)は50.60kg、シヴァラット・ウォー リンティダ(タイ)は50.44gで計量をパス。 計量を終えた竜哉は「今回はフライ級なので減量もそんなになかったので調子はバッチリです」と絶好調の様子。 対戦相手については「思ったよりも背が高かったのですが、全然倒せそうな感じでした」といい、「今まで練習してきた通り、ボディへのパンチで倒すイメージをしています。名高もボディでのKOにこだわりがあるようですが、それ以上の衝撃を与えるKOをします。名高よりも僕の方が試合は先なので、試合後に比べられても竜哉の方が強かったと言われるような倒し方をします」と名高よりもインパクトある勝ち方を目指すという。 WBCタイトル奪取後には「ラジャダムナンのフライ級のベルトに挑戦していきたい」とラジャダムナンスタジアム二階級制覇を目標に掲げた。
ゴング格闘技
【関連記事】
- 【BOM】吉成名高はブアカーオとセンチャイだけが巻いた名誉あるベルトを巻けるか「今回の相手は無傷で勝つのは本当に難しい相手」
- 【BOM】高校生の日本盆踊り協会認定“公式盆踊りガール”に圧倒的なスタイルも、ラウンドガール全員が現役アイドルに決定
- 【RIZIN】待たれるRIZINタイトルマッチのドラッグテスト結果公表、ドーピング指南告白選手とは「話せていない」が「しっかり判断する」(DEEP佐伯代表)
- 【DEEP】雨中の決戦、5年半ぶり復帰の長谷川賢がSAINTに判定勝ち、海飛が西谷大成を極める、プロデビューの安井飛馬が劉獅に判定勝ち、窪田が日比野に一本勝ち、漆間が朝比奈を初回TKO、空手女王・月井隼南が“土木ネキ”坂本にチョーク極める!
- 【RIZIN/RISE】YA-MANvs.木村“フィリップ”ミノル実現の可能性について伊藤RISE代表がコメント「殴り合いで決着を付けた方がいい」