明日20日東海から関東で冷たい雨 以降もこの時期らしい寒さに ヒートショック注意
ヒートショックに注意 防ぐには
暖かい部屋から寒い部屋への移動など、急激な温度の変化によって身体がダメージを受ける「ヒートショック」にも注意が必要です。 特にお風呂は、脱衣所・浴室と、浴槽のお湯の「温度差」が大きくなるのでお気をつけください。 入浴時のヒートショックを防ぐには、次の4つのポイントを覚えておいてください。 ①脱衣所や浴室は、入浴する前に暖めておきましょう。浴室に暖房設備がない場合は、シャワーを使って浴槽に給湯したり、浴槽のお湯が沸いたらよくかき混ぜた後、蓋を取って湯気を充満させたりするのも、効果的です。 ②入浴の際は、お湯の温度は41度以下、時間は10分以内を心がけましょう。入浴する時間帯は、夜遅い時間帯だと冷え込んできますので、早めの時間帯を心がけてください。 ③浴槽で体を暖めた後は、できるだけゆっくり立ち上がるようにしましょう。手すりがあれば活用し、手すりがない場合でも、浴槽のへりにしっかり手をかけて、立ち上がってください。 ④食後すぐの入浴や、飲酒後の入浴は、避けましょう。食後に血圧が下がりすぎる食後低血圧によって失神することもありますし、飲酒によっても一時的に血圧が下がります。体調の悪い時も、入浴は避けてください。
日本気象協会 本社 若林 菜友