万能すぎる…! 管理栄養士が選ぶ「安くて栄養価の高い野菜」5選
「ひとびとの明日を今日より健康にする」ことをミッションに、2007年よりWebサービスを開始した株式会社asken。2013年、アプリ版『あすけん』をリリースしたことをきっかけに、急成長を遂げています。累計会員数1100万人を突破した『あすけん』は今や、AI食事管理アプリとして国内最大級のアプリダウンロード数と売上※を誇り、11月16日放送のカンテレ/フジテレビ系『土曜はナニする!?』でも紹介されました。 【写真】「万能野菜」を使った「最強のスープ」 多くの方が健康管理のためにはまずは野菜が大事、と思うのではないでしょうか。しかし、昨今の物価上昇によって野菜の値段も高騰が続いています。『あすけん公式 ほぼ100円野菜で整うスープ』(ワニブックス刊)では株式会社askenが“1100万人の食事記録”から導き出した、皆さんの日々の健康サポートのひとつとして42品のスープレシピを紹介しています。本書より一部を編集・抜粋しつつ、「リーズナブルなのに栄養価が高い野菜・5選」と「効果的な食べ方」についてお届けします。 ※日本国内App StoreとGoogle Play合算の「ヘルスケア(健康)/フィットネス」カテゴリにおける、2021年~2023年のダウンロード数および収益(2024年1月、data.ai調べ)
健康は「リーズナブルな旬の野菜」で手に入る
昨今さまざまなものが値上げされ、家計への負担が大きくなってきました。食費は節約をしながらも、栄養不足にならないようにしたいもの。「健康になるには、多少お金がかかっても仕方ない」「高価なサプリメントや、こだわりの食材は必要経費」……。そんなことはありません。近所で手に入る、いつもの「ほぼ100円野菜」の存在を見直してほしいのです。 安価だからこそいろんな種類を購入でき、幅広い栄養素を揃えられます。加えて「旬の野菜」ほど収穫量が多く、価格が安い「ほぼ100円野菜」であることが多いです。 また、旬の野菜は味がおいしいだけではありません。ある比較調査※によると、旬のほうれん草が含むビタミンCの量は、そうでない時期に比べて4倍も高いことがわかりました。ブロッコリーも約2倍の差。一般的に、旬の野菜は栄養価も高いとされているのです。【※辻村卓、荒井京子、小松原晴美、笠井孝正:冷凍あるいは凍結乾燥処理した野菜・果実中のビタミン含有量に及ぼす通年貯蔵の影響。日本食品低温保蔵学会誌。Vol.23、No.1(1997)】 私たち『あすけん』の栄養士チームが栄養の観点と“1100万人の食事記録”から、皆さんの健康サポートの最適解のひとつとして導き出した食事こそが、野菜スープだったことは、新刊『あすけん公式 ほぼ100円野菜で整うスープ』でもお伝えした通り。 1日の野菜の目標量は350g。生野菜でだいたい両手のひら3杯分になります。これを、すべて生野菜のままで食べると考えたらどうでしょうか? なかなか簡単ではありませんよね。ですが、スープなら加熱することで野菜のカサが減り、ぐんと食べやすくなるのです。ビタミンCやB群などの水溶性ビタミンが汁を飲めば逃さず摂れるのもポイント。おにぎりやパンだけの簡単なランチに一杯、旬の野菜を入れた温かなスープや味噌汁をつけるだけで、ぐっと満足度が上がります。