「ロシアより悪い」詭弁と冒涜で国産ワクチン開発を弄ぶ厚労省
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ロシア軍によるウクライナ侵攻が世界の関心を集めている。この軍事行動が世界に与える影響は専門家の議論に譲るとして、私が興味をもっているのは、新型コロナウイルス(以下、コロナ)オミクロン株への対応だ。本稿で論じたい。 実は、ロシア、ウクライナの流行状況は、現在の我が国と酷似する(図1)。 例えば、ロシアの感染者は2月15日にピークをうち、漸く下がり始めたところだ。そこで、隣国に戦争を仕掛けたことになる。
本文:4,278文字
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上昌広