能登復興への思い、花火打ち上げ 新潟・長岡の児童が発案
能登半島地震で被災した石川県七尾市の海岸で6日、復興への思いが込められた花火が打ち上がった。2004年に中越地震が起きた新潟県の長岡市立豊田小の児童が発案し、募金を集めて実現した。不死鳥をイメージした白一色の「フェニックス玉」など約300発を観賞した子どもたちは、歓声を上げたり手をたたいたりして楽しんだ。 長岡市では、復興を祈念しフェニックスを毎年打ち上げている。5月ごろに総合学習の授業で能登地震について学んだ同小の6年生が、能登の復興のため「花火を上げたい」と声を上げたのがきっかけ。七尾市立小丸山小の児童とオンラインで交流し、両校が花火打ち上げに向け募金活動を始めた。