簡単アレンジメントで一気にお正月ムードに【センスあふれる古牧ゆかりさんの部屋づくり】
ルールやスタイルに捉われず、ただ好きなものを愛し、花や緑を愛でる。“自分らしさ”を貫いた素敵な生き方が息づくスタイリスト古牧ゆかりさんの部屋をレポート。今回はお正月の“しつらえ”にフォーカス。 古牧ゆかりさんのフラワーアレンジメント
お正月は、松を使ったアレンジメントで新年を祝う
クリスマスが終わったら、お正月のアレンジメントの準備へ。「いわゆる“正月花”ではないですが、新年をお迎えするアレンジメントなので、松は必須で、あとはその時々に入手できる花や枝物をあわせています」 (写真)2024年のアレンジメント。大王松に、アネモネやスイートピーなど白い花を合わせて、新年の希望の光をイメージしたようなアレンジに
(写真)2023年のアレンジメントは、松とセンリョウをあわせて。センリョウのダイナミックな葉の動きを活かしているのも素敵
以前紹介した通り、いつもセンス抜群のアレンジメントで部屋を彩っている古牧さんらしい、おしゃれな“正月花”とともに、のんびりと過ごすのがお正月のお楽しみだそう。 「お雑煮だけ作って、昼間から日本酒やにごり酒をあけて、だらだらと、贅沢な時間を満喫しています」 忙しい日々だからこそ、がんばりすぎない。でも、季節のムードは大切にする。そんな古牧さんの年末年始の“しつらえ”は、ついついがんばりすぎてしまうという人にもインスピレーションをくれるだろう。 古牧ゆかり スタイリスト/ビジュアルディレクター。ファッション誌で活躍後、渡仏。パリに暮らす。帰国後『エル・ジャポン』のファッションエディターに。現在はフリーでファッション、インテリアのスタイリングや動画制作のビジュアルディレクションを手がける。本誌ファッション特集でも活躍中。 BY EMI ARITA