日向灘震度6弱から2週間 南海トラフ想定域で“変化なし”
日テレNEWS NNN
今月8日に日向灘でおきた震度6弱の地震をうけ、気象庁などは南海トラフ地震の想定震源域で大きな地震がおこる可能性が平時に比べ高まっているとして、初めて南海トラフ臨時情報「巨大地震注意」を出し、今月15日までの間特に注意を呼びかけていました。 【動画】南海トラフ「巨大地震注意」呼び掛け終了 内閣府と気象庁が合同会見 気象庁によりますと、その後日向灘で地震の回数は減少してきていて8月13日以降22日まで震度1以上の地震は発生していないということです。また、想定震源域で地殻変動の特段の変化を示すデータも観測されていないとしています。 ただ南海トラフ沿いでは今後30年以内に大地震が発生する確率が70%から80%と高い状況にかわりは無く、気象庁などは日頃からの地震の備えを再確認するよう引き続き求めています。