バイエルンで全てのタイトルを勝ち取ってきた

バイエルンの象徴でもあるミュラー photo/Getty Images

先日のフライブルク戦でクラブ歴代最多となる710試合出場を果たしたバイエルンFWトーマス・ミュラー。バイエルンで全てのタイトルを勝ち取った選手であり、誰もが認めるクラブのレジェンドだ。 そのミュラーを同じくクラブのレジェンドであり、CEOも務めてきたカール・ハインツ・ルンメニゲ氏も絶賛する。ミュラーはベッケンバウアー氏やゲルト・ミュラー氏に肩を並べるレジェンドとの評価だ。 「トーマスはユースで育った。サポーターはこのようなクラブを象徴する選手が大好きなんだ。最初に彼を信頼したファン・ハールに感謝しないといけない。トーマスは史上最も価値のある選手の1人だ。彼はほとんど怪我もしないから、バックアップも必要ではない。何より、彼の代わりはいない。あのプレイスタイルは独特だからだ」 「個人的には、トーマスはベッケンバウアーやゲルト・ミュラーといったバイエルンの象徴と同列に並ぶ存在である。彼は他に類を見ないバイエルンのアイコンなのだ」（『Bavarian Football Worls』より）。 ミュラーはドイツ代表でワールドカップのタイトルも獲得しており、ドイツ人選手の中でも史上最も成功を収めた選手の1人だろう。34歳で迎えた今季も重要性は変わらず、さらに数字を重ねていくことだろう。