「間もなく新米お届け」24年産全量1等米 奥州・岩手ふるさと農協
岩手県内各地でコメが品薄となっている中、奥州市の岩手ふるさと農協(後藤元夫会長)は17日、同市胆沢小山の倉庫で2024年産米の初検査を行った。胆沢地域産の1521袋(1袋30キロ)を調べ、全量が1等米となった。 県オリジナル品種「銀河のしずく」と「ひとめぼれ」の形や光沢、虫害の有無を調べた。検査員の小野寺忠治さん(75)は「品質は昨年よりずっと良さそうだ。(農業者は)適期を逃さず、刈り取りを急いでほしい」と話した。 後藤会長は「間もなく消費者の皆さんに新米をお届けできる。期待してほしい」と呼びかけた。