愛知独自の緊急事態措置は継続 大村知事が会見(全文2完)今しばらくは緊張感を持って
この経験を踏まえ第2波、第3波に備えたい
そういう意味で、午前中も、昼間の会合でも申し上げたかと思いますが、あの政府の専門家会議の皆さんが提唱し、厚労省がこれは一生懸命躍起になって頑張ってきたクラスター対策という形で、クラスターを抑えることによって感染の拡大を防いでいく、そして検査を早く、もちろんもっともっとやらなきゃいけないとは思っておりますが、前にも資料でもご提示したかと思いますが、4月半ばの日本内科学会のシンポジウムでも、発症から3.8日で愛知県は検査に結び付いていると確定している。東京は8.4日、大阪は7.7日、この差がやはり感染の拡大といいますか、そういったこととの差につながっているという専門家の皆さまの分析がありましたが、私もそうだと思います。ということで、いろんな要素でやはり東京、大阪との大きな差というのが出てきたのではないかというふうに思っております。 今回のこの経験をしっかり、これはもうわれわれも、われわれなりに分析、検証して、やはり反省するべき点はしっかり反省した上で、必ず第2波、第3波とやってくると思いますので、それにしっかりと備えていきたいというふうに思っております。それとまた、県民の皆さまにも今回のことをしっかりと経験として、経験知として会得していただいて、まずは引き続き緊張感を持って、これで全部解除、終わりということはありません。感染症というのは必ず移ってきますから、ぜひ引き続きしばらくの間は自粛をお願いしたいということでございます。 司会:ほかにご質問よろしいでしょうか。それではこれで会見を終了させていただきます。ありがとうございました。 (完)【書き起こし】愛知独自の緊急事態措置は継続 大村知事が会見