実在の“韓国最恐心霊スポット”で巻き起こる、ただならぬ出来事 「ヌルボムガーデン」予告&新場面写真9点
“韓国最恐心霊スポット”の都市伝説を題材にしたホラー「ヌルボムガーデン」の日本版予告編と、不穏な新場面写真9点がお披露目された。 【動画】「ヌルボムガーデン」予告編 韓国には“三大心霊スポット”として知られる恐怖の名所が存在している。「コンジアム」の舞台となった京畿道広州市の“コンジアム精神病院跡地”。朝鮮戦争で死亡した学徒兵の埋葬場所とされる慶尚北道ヨンドク郡の“慶北ヨンドク刺身店”。そして、レストラン経営者の一家に降りかかった不幸な出来事と、いくつもの怪談が語り継がれる忠清北道堤川市の“ヌルボムガーデン”だ。 「女神の継承」「チェイサー」のプロデューサーであるク・テジンが、“ヌルボムガーデン”を題材にしたホラー映画の製作を熱望し、監督デビュー作として自ら脚本も担当。ヌルボムガーデンと名付けられた、大きな庭がある家で、窓辺や物陰に正体不明の人影が出没する “家系ホラー”として進行する。都市伝説、呪術、ミステリーなどの要素が巧みに絡み合いながら、物語が展開していく。 幸せな新婚生活を送っていたソヒ(チョ・ユニ)の夫チャンス(ホ・ドンウォン)が、ある日突然、自らの命を絶った。ショックのあまり流産し、悲しみのどん底に突き落とされたソヒは、生前のチャンスが購入していた郊外の邸宅を相続することに。 ソヒは姉ヘラン(キム・ジュリョン)の反対を押し切り、ヌルボムガーデンと名付けられたその家に移り住むが、やがて奇怪な出来事が続発。ある夜、家のなかで、すでにこの世にいないはずのチャンスの姿を目撃したソヒは、心優しかった彼が自殺に追いやられた理由を探り始める。やがて地元の女子高校生ヒョンジュが事情を知っていると確信したソヒは、数カ月前に失踪した彼女の行方を追うが、ヌルボムガーデンに取り憑いた邪悪な“何か”に脅かされていく。 日本版予告編は、若者たちが無断で、ヌルボムガーデンに侵入しようとしているシーンから始まる。そして、この家を相続し、住むことを決意したソヒに、「この家から出ていけ。取り憑かれたら生ける屍になっちまうぞ」と不気味に警告する呪術師(チョン・インギョム)、庭で遭遇した“何か”に話しかける少女などが切り取られていく。後半では、この家に関わった者たちを襲う怪奇現象が矢継ぎ早に映し出され、庭のはずれで起こったショッキングな出来事をとらえ、映像は幕を閉じる。 新場面写真では、この家をめぐって巻き起こる、ただならぬ出来事の数々が活写されている。夫の死の真相を知りたいと願い、わずかな手がかりを頼りに独自に調査を進めるなかで、家に取り憑いた邪悪な“何か”と対峙するソヒ。さらに、部屋のなかを覗き込む呪術師、正気を失い包丁を振り上げるヘラン、怪物のような手をした何者かが、バイクのハンドルを握る者の手をつかむカットなどが確認できる。 「ヌルボムガーデン」は、2025年1月24日から新宿ピカデリーほか全国公開。