【プレビュー】西武・隅田知一郎が初の二桁勝利へ最終戦に登板、ケガから復帰のソフトバンク・柳田悠岐に注目、ほか | パ・リーグ | プロ野球
10月4日~6日に開催されるパ・リーグの主なカードの見どころを紹介。
福岡ソフトバンクホークス vs 千葉ロッテマリーンズ
首位のソフトバンクと3位のロッテが対戦。 近藤健介が首位打者、山川穂高が本塁打王・打点王をほぼ手中に収めているソフトバンクだが、ここに来て頼れるベテランが帰ってきた。5月31日の試合中に右太もも裏を痛めて離脱していた柳田悠岐が、9月30日に一軍登録され、即スタメン出場。3試合で8打数2安打とまずまずの結果を残している。CSでの完全復活へ向けて、最終戦では豪快な一打に期待したい。 楽天とのデッドヒートを制して3位に入ったロッテ。最終戦に先発するのは期待の4年目右腕・中森俊介だ。今季は4試合で1勝1敗、防御率3.32の成績だが、ファームでは14試合で6勝4敗、防御率3.45と経験を積んだシーズンとなった。来季以降の飛躍を向けて、首脳陣の記憶に残る投球を見せたい。
東北楽天ゴールデンイーグルス vs 埼玉西武ライオンズ
4位の楽天と最下位の西武が対戦。 終盤までロッテとのCS争いを繰り広げていた楽天だが、ここに来て大型連敗を喫し、Aクラス入りを逃してしまった。その中にあって、新たな若鷲がデビューを果たした。高卒4年目の入江大樹が、3日の試合で昇格即スタメン出場すると、3打数2安打の活躍を見せた。来季以降の飛躍へ向けて、残り試合で爪痕を残したい。 西武の最終戦は、3年目左腕の隅田知一郎が先発。今季はシーズンを通して先発ローテーションを守り、25試合で9勝10敗、防御率2.80の好成績をマーク。負け越してはいるものの、ローテの軸としてチームを支えてきた。自身初の二桁勝利へ向けて、快投を見せたい。